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日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所で週明け16日午前、金先物の指標価格が1グラム当たり1万6千円を突破して過去最高値を更新した。株価の終値に相当する前週末の清算値から一時244円上昇し、1万6131円まで値上がりした。イスラエルとイランの交戦で中東情勢が緊迫化。安全資産とされる金が買われた。
東京商品取引所の中東産原油先物の取引では、原油の供給停滞懸念から指標価格が一時前週末の清算値を上回り、1キロリットル当たり6万3170円を付けた。
東京外国為替市場の円相場は「有事のドル買い」が入り、1ドル=144円台まで円安が進む場面があった。
16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。円安で輸出企業の収益が膨らむとして買い注文が入った。中東情勢緊迫化の世界経済への悪影響を懸念し、上げ幅は限られた。
午前終値は前週末終値比359円14銭高の3万8193円39銭。東証株価指数(TOPIX)は15・34ポイント高の2771・81。
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