昨日（2025年6月19日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：75.264（+0.747）＜+1.00%＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは最終的に上昇。
イスラエルとイランの武力衝突を受けて、USOIL価格は引き続き上昇傾向でした。
しかし、未明に大きく下落しています。
トランプ米大統領にとってイランとの外交が依然として選択肢であるとの旨が報じられており、市場は紛争の外交的解決に期待したと伝えられています。
最終的に、18日の終値に比べて上昇して取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2025年6月20日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年6月20日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上ヒゲの長い陽線を形成し、直近高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
6月13日の高値を超えられない状態が続きましたが、19日は一時77ドル台に到達し13日高値を更新しました。
目先は、上昇が続き節目価格80ドルを目指すか、77ドル到達で上昇一服となり反落するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半から上昇が進み、後半に大きく下落しましたが、始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足の下にあり、トレンド転換を示唆しています。
6月13日から続く75ドル台の高値圏を一時的に上方ブレイクしました。
目先は、75ドル台の高値圏の攻防の行方に注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年6月13日時点の米国の原油リグ稼働数は439基でした。
2025年4月後半は480基台でしたが、そこから減少が続き、直近は430基台で推移しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2025年6月13日時点の原油在庫は前週比で1147.3万バレルほど減少し、およそ4億2094万バレルです。
直近は大幅に減少しており、上昇基調から下落基調へと明確に転換しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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