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スイスの国際経営開発研究所(IMD)がこのほど発表した2025年版「世界競争力ランキング」で、日本の競争力は前年より順位が三つ高くなり、世界35位と4年ぶりに上昇に転じた。競争力を支える科学、健康・環境などのインフラの評価が向上した。
25年版は世界の主要な69カ国・地域が対象。「経済実績」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」の4分野で競争力を採点、集計し、総合評価した。
日本は「インフラ」が19位、経済全体の競争力強化を促す「政府の効率性」は38位と、それぞれ順位が前年から4ランク上がった。一方、経済の強さを示す「経済実績」(23位)は前年に比べ、順位を二つ落とした。企業の技術革新や利益につながる「ビジネスの効率性」(51位)は前年と同じ低位にとどまった。
世界首位はスイスで、前年2位から4年ぶりにトップを奪還した。2位は前年首位のシンガポールだった。3位に香港、6位に台湾が食い込み、いずれも前年から2ランク上昇した。上位10位圏にアジアからは3カ国・地域が入った。
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