ユニチカ、繊維事業の一部を譲渡

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 経営再建中のユニチカは20日、祖業の繊維事業の一部で、主力の生産拠点となっている岡崎事業所(愛知県岡崎市)を総合繊維メーカーのセーレンに売却すると発表した。雇用は維持される見通しで、売却額は今後、詰める。残りの繊維事業も撤退に向け8月末までに売却先を決め、フィルムや高機能材料に集中して再生を目指す。

 セーレンに譲渡するのは、岡崎事業所の衣料用や産業用の繊維や不織布といった事業と関連不動産。最終契約を8月初めに締結し、売却完了は12月末を目指す。売却対象に入っていない樹脂関連事業は今後どうするか検討を継続する。


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