農相、主食用以外コメ輸入前倒し

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 小泉進次郎農相は20日の閣議後記者会見で、無関税のミニマムアクセス(最低輸入量)で輸入しているコメのうち、主食用以外の加工用や飼料用として輸入している「一般枠」について、例年より輸入を前倒しすると明らかにした。67万トン分を予定する。

 政府備蓄米の在庫減少を受け、災害時や大凶作に対応できるようにする狙い。緊急時には主食用として放出する可能性も考慮し、日本産に近い中粒種の割合を増やして輸入する。

 農林水産省は計7万1千トン分について、30日に初回の指名競争入札を実施すると明らかにした。例年8月ごろに実施している入札を早める。主食用米輸入についてはすでに前倒しを表明していた。


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