「物件売却なしでも返済減免」

ニュース

 スルガ銀行は20日、投資用アパート・マンションを巡る不正融資問題で、被害を訴えている物件所有者側との新たな和解案を発表した。物件を売却しない場合でも返済の減免に応じるのが柱となる。従来は、利息などの返済を減免するにはまず物件を売却して元本返済に充てることを基本方針としていた。物件所有者らに提示し協議に入る。

 新たな和解案では家賃収入を得ている状態でも返済の減免が可能だ。家賃収入と融資返済による支出の収支が赤字で困っている債務者には金利を引き下げることも検討。これまで1・4%だった下限を1%とする方向だ。

 スルガ銀はあくまで物件所有者らと個別に協議する方針。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 「物件売却なしでも返済減免」