東京外国為替市場概況・10時 ドル円 弱含み

市場概況
 24日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では145.60円とニューヨーク市場の終値(146.15円)と比べて55銭程度のドル安水準だった。海外市場でのボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長の発言を受けて、米利下げ観測が高まっていることが重しとなる中、イラン・イスラエルの停戦期待を背景に「有事のドル買い」意欲が後退したことで一時145.57円まで下押した。ただ、アラクチ・イラン外相の「現時点ではいかなる停戦合意もない」との発言を受けて145.80円台に切り返す場面が見られるなど、停戦を巡りまだ情報が錯綜している。

 ユーロドルはしっかり。10時時点では1.1599ドルとニューヨーク市場の終値(1.1578ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。イラン・イスラエル停戦への期待から「原油安・株高・ドル安」の流れとなっており、1.1609ドルまで強含んだ。

 ユーロ円は下落。10時時点では168.88円とニューヨーク市場の終値(169.20円)と比べて32銭程度のユーロ安水準だった。ドル主導の動きで、ユーロ円の値動きは限られるも168.87円まで下値を広げた。日経平均の大幅反発が支えとなるも、原油価格が大きく下落し円売り圧力は後退している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.57円 - 146.19円
ユーロドル:1.1575ドル - 1.1609ドル
ユーロ円:168.87円 - 169.28円


(金)


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