東京外国為替市場概況・17時 ドル円、軟調

市場概況
 26日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。17時時点では144.06円と15時時点(144.64円)と比べて58銭程度のドル安水準だった。米・中長期金利の低下を受けた上値の重さが続き、目先の下値めどと見られていた18日安値144.34円を下抜けると更に売り圧力が強まった。144.00円も割り込み、143.93円まで日通し安値を更新している。
 なお時間外の米10年債利回りは、一時4.263%付近と5月7日以来の水準まで低下した。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1710ドルと15時時点(1.1684ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下を支えに1.17ドル台を回復した。東京昼頃につけた2021年9月以来の高値1.1717ドルには届かなかったが、下押しも1.1690ドル台で限られた。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスも、97.20まで下げ幅を広げた。

 ユーロ円は弱含み。17時時点では168.69円と15時時点(169.00円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。169円台の重さを確認した後なだけに、ドル円の動きにつれやすかった。168.56円までユーロ安円高に傾いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.93円 - 145.27円
ユーロドル:1.1655ドル - 1.1717ドル
ユーロ円:168.56円 - 169.40円


(小針)


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