昨日(2025年6月26日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はわずかに円高。
17日(火)からレンジ相場が続いており、昨営業日も方向感の乏しい動きでした。
午後に円高の場面があったものの夜に元の水準に戻り、25日終値とほぼ同じ水準で取引を終えました。
なお、日本で前週分対外対内証券売買契約等の状況が発表されましたが、豪ドル円は大きな反応を示していません。
また、豪州で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年6月27日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月27日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、90円台後半から94円台半ばにかけて、買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の状況がわかります。
その中でも、92円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
その一方、94円台半ばから97円台後半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値付近や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
しかし、94円台前半から円高の範囲では、売り注文が薄いです。
積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年6月27日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
相関関係だったのはドル円、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年6月27日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス圏で取引され、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
豪ドルはゼロを中心に動き、夜以降はプラス圏で安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年6月27日)の主な経済指標
21:30(カナダ)4月月次国内総生産(GDP)
21:30(米国)PCE価格指数
23:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。