昨日（2025年7月2日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円はやや円安。
1日を通して方向感の乏しい動きで、この傾向は本日の朝まで継続しました。
夜に上下に振れる場面があったものの、ほどなくして元の水準に戻っています。
なお、ユーロ圏で失業率が発表され、市場予想よりもやや弱い結果でした。
これに対して、ユーロ円は大きな反応を示していません。
また、センテノ・ポルトガル中銀総裁が発言し、現時点で利下げを急ぐつもりはないとの旨が報じられています。
本日（2025年7月3日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年7月3日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、166円台前半から171円台半ばにかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、167円台半ばの買い注文が特に厚いです。
この周辺でサポートライン等を確認できないものの、大口投資家等が発注している可能性があります。
その一方、170円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これが注目されている模様です。
また、167円を中心とする範囲にも、厚い売り注文があります。
この周辺で抵抗帯等を確認できないものの、何らかの理由で売り方の注目を集めている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年7月3日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは豪ドル円です。
ドル円とも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年7月3日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はポンドです。
円はプラス圏に浮上する場面があったものの、おおむねマイナス圏で取引されました。
ユーロはゼロ付近で安定的に推移し、本日午前7時時点でわずかにプラスに位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年7月3日）の主な経済指標
21:30（米国）非農業部門雇用者数
21:30（米国）失業率
21:30（米国）貿易収支
23:00（米国）ISM非製造業景気指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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