昨日(2025年7月3日)のドル円動向振り返り
ドル円は急騰で円安。
米国で雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数と失業率はいずれも市場予想より強い結果でした。
発表直後のドル円は急騰で反応しています。
円安一巡後は横ばいに転じ、そのまま1日の取引を終えました。
なお、米国でISM非製造業景況指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表直後のドル円は上下に振れています。
また、ボスティック米アトランタ連銀総裁が発言し、物価上昇圧力が当面続くリスクがある旨が報じられています。
本日(2025年7月4日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月4日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、140円台半ばから145円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、143円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
その一方、145円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、148円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年7月4日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年7月4日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円はゼロ付近で推移し、夜にマイナス幅を大きく広げました。
ドルはプラス幅を緩やかに広げる展開で、一時的にプラス幅が大きく伸びる場面もありました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年7月4日)の主な経済指標
米国休場 独立記念日
17:30(英国)建設業購買担当者景気指数
18:00(ユーロ)5月卸売物価指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。