昨日（2025年7月9日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：3.138（-0.137）＜-4.18％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続落。
今後1～2週間の米国本土の気温について、従来予報よりも暑さが和らぐ見通しが報じられています。
天然ガスの冷房需要減少が指摘されており、NATGAS価格は下落しました。
また、EIA（米エネルギー情報局）の週間在庫統計発表を控え、在庫量の増加幅は直近5年間の平均値を上回ると見込まれています。
市場はこれを警戒したと報じられており、これも価格下落要因だったと考えられます。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2025年7月10日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年7月10日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成して続落し、直近安値を更新しました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
一時的に3.0ドル台に入り、6月および7月安値を更新しました。
目先は、節目価格3.0ドルを目指して下落が続くか、安値更新後の反発が生じるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばから大きく下落が進んだ後、終了前に若干反発して取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
支持帯となっていた7月1日安値を割れるとともに下落が加速する形となりました。
目先は、7月1日安値割れ後の下落が続くか、反発して1日安値を回復するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から7基減少して425基でした。
稼働リグ数は10週連続で減少し、この期間の減少数の合計は58基です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基減少して108基でした。
稼働リグ数は4週連続で減少しています。
天然ガス貯蔵量の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で55bcf（10億立方フィート）増加し、2953bcfでした。
3月下旬以降、在庫は増え続けており、増加トレンドを維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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