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明治安田生命保険が10日発表した今年の夏休みに関するアンケートによると、休暇中の予算は平均で10万4901円となり、これまでのピークだった2015年の8万9296円を10年ぶりに更新し、過去最高となった。増加は4年連続。大企業を中心とした賃上げが押し上げ要因となったが、物価高の影響で2割弱の人が予算を減らしており、二極化の傾向もみられた。
予算を増やす人は全体の18・5%で、理由として「旅行に行くため」が74・9%。「賃上げで収入が増加したため」が昨年比で倍増となる27・5%だった。賃上げを理由に挙げた約半数の人が大企業勤務だった。
予算を減らす人は全体の18・3%で、理由は「物価高で家計が厳しいため」が62・0%。「将来が不安で貯蓄するため」が24・9%だった。
国内旅行に行く人の予算は平均15万1938円で、訪日外国人の増加による宿泊費の高騰などで昨年の13万7357円から上昇した。一方、海外旅行に行く人の予算は減少し、約4割の人が飲食物を持参すると回答。円安の影響で節約志向の旅行が増えた。
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