日経平均サマリー(10日)

市場概況
日経平均は3日ぶり反落 トレジャーファクトリーが急伸

 10日の日経平均は3日ぶり反落。終値は174円安の39646円。米国株の上昇を好感できず、寄り付きは小幅安。すぐに下げ幅を3桁に広げており、場中は下値模索が続いた。200円超下げて39500円台に突入すると売り圧力が和らいだが、そこから幾分戻してくると売り直された。前場では円高が逆風になったような雰囲気もあったが、後場に入って為替が円安に振れても、地合いに大きな変化はなかった。ただ、39500円は割り込まなかった上に、終盤にかけては値を戻しており、3桁下落ながら後場の高値圏で取引を終えた。大型株の買いづらさが意識された一方で新興銘柄には資金が向かっており、グロース250指数は上昇スタートから上げ幅を拡大。1.4%高と強い動きを見せた。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆7700億円。業種別では証券・商品先物、精密機器、建設などが上昇した一方、電気・ガス、その他製品、石油・石炭などが下落した。1Q決算が好感されたトレジャー・ファクトリー<3093.T>が急伸。半面、証券会社が目標株価を引き下げたニコン<7731.T>が大幅に下落した。

日経平均
 39646.36 -174.92
先物
 39640 -160
TOPIX
 2812.34 -15.82

(小針)


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