先週金曜日(2025年7月11)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.294(±0.000)<±0.00%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは10日終値と同値。
先週金曜日のNATGASは方向感の定まらない動きに終始し、10日の終値と同水準で取引を終えました。
天然ガスの在庫量は直近5年間の平均値を上回って推移しており、在庫量の多さが指摘されています。
しかし、値動きに大きな影響を及ぼさなかった模様です。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ8万8,000の売り越しでした。
売り越し幅は2週連続で縮小しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年7月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲがあり実体の短い陰線を形成し、終値は前日10日の終値と同じでした。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
上ヒゲ部分で10日の高値を更新しており、節目価格3.0ドル付近からの上昇が継続中です。
目先は、3.0ドル付近からの上昇が続くか、反落し3.0ドルを目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
3.3ドル付近を中心に小幅に上下する1日となりました。
直近の平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
7月8日高値と9日安値の間のレンジで値動きが停滞しています。
目先は、レンジを上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から1基減少して424基でした。
稼働リグ数は11週連続で減少し、この期間の減少数の合計は59基です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から変わらず108基でした。
稼働リグ数は3週連続で100基台で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で53bcf(10億立方フィート)増加し、3006bcfでした。
在庫は増加トレンドを維持し、3000bcf台を記録しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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