中国株サマリー(18日)

市場概況
続伸で約3年半ぶり高値、採掘株などに買い

 18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.50%高の3534.48ポイントだった。深セン成分指数は0.37%高の10913.84ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆5710億5500万元だった。

 上海総合指数は終日プラス圏で推移し、終値は2022年1月20日以来、約3年半ぶりの高値を付けた。前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、本土市場でも買いが広がった。また、トランプ米大統領が中国への態度を軟化させており、中国の習近平国家主席と会談するため、8月12日に期限を迎える追加関税の一時停止措置をさらに3カ月延長する可能性もあると伝わり、米中貿易摩擦を巡る懸念が緩和した。セクター別では、採掘やバッテリー素材がほぼ全面高となったほか、化学肥料や石炭も買われた。半面、ゲームやコンシューマーエレクトロニクス、太陽光発電設備などが売られた。

 A株市場では、万華化学集団(600309)が8%超上昇したほか、国軒高科(002074)や瀘州老窖(000568)、招商証券(600999)も高かった。半面、思源電気(002028)や巨人網絡集団(002558)、歌爾(002241)、富士康工業互聯網(601138)などが売られた。

 上海B株指数は0.13%高の260.49ポイント、深センB株指数は0.20%高の1254.82ポイント。

(山下)


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