昨日(2025年7月23日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.06(-0.172)<-5.32%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日続落。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国本土の気温はさらに涼しくなる予報です。
天然ガスの冷房需要減少見通しが引き続き報じられており、NATGAS価格は下落しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年7月24日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月24日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陰線を形成し、3営業日続落となり7月安値を更新しました。
平均足は陰転2日目ながらローソク足が平均足を下抜けしており、売り優勢を示しています。
3.2ドル台前半で取引を開始した後、節目価格3.0ドル付近まで下落しました。
目先は、3.0ドルを割れてさらに下落するか、3.0ドルは割れず反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから大きく下落が進み、当日安値付近で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
前日22日の安値を割れるとともに、下落が加速する形となりました。
21日の窓開け後の下落が続いており、どの水準まで下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から2基減少して422基でした。
稼働リグ数は12週連続で減少し、この期間の減少数の合計は61基です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から9基増加して117基でした。
稼働リグ数は2023年7月以来の大幅増を記録しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で46bcf(10億立方フィート)増加し、3052bcfでした。
在庫は増加トレンドを維持し、直近5年間の平均値を上回って推移しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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