昨日(2025年7月24日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安の展開。
欧州中央銀行(ECB)が政策金利を発表し、市場予想通り据え置かれました。
発表直後のユーロ円に大きな反応は見られません。
発表後にラガルドECB総裁が記者会見し、経済成長のリスクは引き続き下振れ傾向である旨が示されています。
昨営業日のユーロ円は円安が優勢だったものの、7月半ば以降のレンジ相場内での推移に留まりました。
なお、ユーロ圏でPMI(製造業・サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、いずれも市場予想より強い結果でした。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
また、日本で主要な経済指標は発表されず、日欧関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年7月25日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月25日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、171円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、173円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、173円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、170円台前半を中心とする部分にも、特に厚い売り注文があります。
この付近でサポートライン等を確認できないものの、何らかの理由で売り注文が優勢な模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年7月25日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円です。
相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年7月25日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はポンドです。
日中の円はプラス圏で取引され、深夜以降はマイナス圏で推移しました。
ユーロは夜にかけてマイナス幅を拡大し、その後、プラスに転じています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年7月25日)の主な経済指標
15:00(英国)小売売上高(6月)
17:00(ドイツ)Ifo景況感指数(7月)
21:30(米国)耐久財受注(6月)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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