東京マーケットダイジェスト・25日 円下値堅い・株安

スポット
ドル円:1ドル=146.94円(前営業日NY終値比▲0.07円)
ユーロ円:1ユーロ=172.59円(▲0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1746ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:41456.23円(前営業日比▲370.11円)
東証株価指数(TOPIX):2951.86(▲25.69)
債券先物9月物:137.43円(▲0.08円)
新発10年物国債利回り:1.600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
      <発表値>  <前回発表値>
7月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年比    2.9%     3.1%
6月企業向けサービス価格指数
前年比    3.2%     3.4%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
  1兆6413億円の取得超 7653億円の取得超・改
対内株式
    5719億円の取得超 4423億円の取得超・改
5月景気動向指数改定値
先行指数   104.8     105.3
一致指数   116.0     115.9

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。5・10日(ゴトー日)の仲値に向けて国内輸入企業からの買いが観測されたほか、昨日の米雇用指標の改善で米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの思惑も買いを誘い、一時147.49円まで上昇した。ただ、来週に日米の金融政策発表を控えるなか、週末を前に積極的に持ち高を傾けにくかった面もあり、午後に入ると調整売りが優勢に。関係者筋の話しとして「日米関税合意によって日銀が年内に利上げできる環境が整う可能性がある」「日銀がデータに基づき、早めに政策判断できる可能性が高まる」との報道が伝わると、円の買い戻しが強まり、146.82円まで売りに押される場面も見られた。

・ユーロ円も上値が重い。午前に173.18円まで上昇する場面があったものの、16日につけた直近高値の173.24円手前で上値の重さを確認すると、日銀絡みの報道後には172.48円まで失速した。総じてドル円と同様の動きだった。

・ユーロドルはもみ合い。1.1740ドル台を中心とするレンジ内で推移した。一時1.1734ドルまで下押す場面があったが、昨日安値の1.1731ドルが意識されると下げ渋った。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。連日で年初来の高値を更新していたこともあり、週末を前に利益確定目的の売りに押されやすかった。前日まで買われていた自動車株の一角が売りに押され、指数は一時430円超安まで下押しした。

・債券先物相場は3日続落。週末を控えた持ち高調整目的の買いが先行したほか、この日発表された7月東京都区部消費者物価指数(CPI)が予想比で下振れしたことも買い材料視された。ただ、引け間際に日銀絡みの報道が伝わると一転してマイナス圏に沈んだ。

(岩間)


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