東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

市場概況
 31日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では149.30円とニューヨーク市場の終値(149.51円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。朝方から見られた持ち高調整の売りで9時頃には149.18円まで下押した。一巡後は、堅調な日経平均を眺めながら149.39円付近まで下げ渋るも、月末の東京仲値にかけて149.20円台まで押し戻された。日銀の金融政策イベントを前に、積極的な取引は控えられた感もある。

 ユーロ円は買い戻し一服。10時時点では170.72円とニューヨーク市場の終値(170.51円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。小幅高で始まった日経平均が250円超まで上げ幅を拡大するのを眺め、170.79円までユーロ買い円売り戻しが進んだ。もっとも仲値前後でドル円が緩むと、つれて170.60円台まで上値を切り下げた。

 ユーロドルはじり高。10時時点では1.1434ドルとニューヨーク市場の終値(1.1405ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ高水準となった。1.14ドル割れを回避した後なだけに、アジア序盤はショートカバーが優勢となった。一時1.1437ドルまで買われている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.18円 - 149.51円
ユーロドル:1.1404ドル - 1.1437ドル
ユーロ円:170.45円 - 170.79円


(小針)


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