東京マーケットダイジェスト・31日 円高・株高

スポット
ドル円:1ドル=148.79円(前営業日NY終値比▲0.72円)
ユーロ円:1ユーロ=170.16円(▲0.35円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1436ドル(△0.0031ドル)
日経平均株価:41069.82円(前営業日比△415.12円)
東証株価指数(TOPIX):2943.07(△22.89)
債券先物9月物:138.03円(△0.05円)
新発10年物国債利回り:1.550%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
      <発表値>    <前回発表値>
6月鉱工業生産・速報値
前月比     1.7%      ▲0.1%
前年同月比   4.0%      ▲2.4%
6月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比   2.0%       1.9%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
    3316億円の処分超 1兆6438億円の所得超・改
対内株式
    7433億円の取得超  5719億円の所得超
日銀金融政策決定会合(日銀金融市場調節目標)
        0.50%   政策金利 0.50%
6月新設住宅着工戸数
前年同月比  ▲15.6%     ▲34.4%
7月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯)
        33.7       34.5

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。昨日の大幅上昇に対する利食い売りが先行。月末に絡んだ本邦輸出企業の売りも出たほか、日銀が金融政策決定会合で政策金利を据え置き、展望レポートで2025年度の物価見通しを引き上げたことも嫌気され、一時148.59円まで下げ足を速めた。一巡後は148.90円台まで下げ渋ったが、戻りは鈍かった。

・ユーロドルはじり高。昨日のドル大幅高に対する持ち高調整の動きが強まったため、ユーロ買い・ドル売りが進行。一時1.1454ドルまで値を上げた。

・ユーロ円は弱含み。ドル円の下落につれたうえ、日銀の物価見通し上方修正を受けて一時169.73円まで値を下げる場面があった。もっとも、急ピッチで下げた反動から一巡後は170.30円台まで切り返している。

・日経平均株価は5営業日ぶりに反発。昨日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株が相場を主導した。決算を物色した個別銘柄への買いが入ったほか、日銀が金融政策の現状維持を発表すると指数は上げ幅を拡大した。

・債券先物相場は4日続伸。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行した。ただ、日銀の発表を受けて「早期の利上げを示唆するものはなかった」との見方から午後は買い戻しが優勢となった。

(越後)


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