米関税影響額は7社2千億円超

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 トヨタ自動車グループ主要部品メーカー7社の2026年3月期の米関税影響額が年間で総額2千億円規模に上ることが31日、分かった。各社が同日開いた決算記者会見で明らかにした。ただ関税を理由に業績予想を下方修正した社はなく、完成車メーカーへの価格転嫁や物流ルート変更などで自助努力を進め、コストを圧縮すると説明した。

 デンソーは約1300億円、ジェイテクトが約300億円とした。業績予想に織り込んだが、価格転嫁などを進めて差し引きゼロにする見通し。

 豊田自動織機は約500億円、アイシンは約200億円、豊田合成は90億円、トヨタ紡織は70億~100億円を見込んだ。


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