電子部品4社が円高で減収

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 電子部品大手6社の2025年4~6月期連結決算(ニデックは速報値)が1日、出そろった。前年同期と比べ円高傾向だった影響で、売上高はニデックや村田製作所など4社が減収となった。純損益はTDKなど4社が減益だった。京セラは増益で、アルプスアルパインは赤字に転落した。

 村田製作所はスマートフォン向けの需要減などで、売上高が1・3%減の4161億円、純利益は25・1%減の497億円だった。中島規巨社長は7月30日のオンライン記者会見で、トランプ米政権の関税政策に「電子機器を中心に需要が減退しないか懸念がある」と述べた。日東電工は一部製品の値下げをした影響などで減収となった。


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