市場概況
◆ダウ平均: 43588.58 -542.40 -1.23%
◆S&P500: 6238.01 -101.38 -1.60%
◆NASDAQ: 20650.13 -472.31 -2.24%
1日のNY株式相場は大幅続落。注目された7月雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想を下回る伸びにとどまったほか、6月分と5月分も大幅に下方修正されたことで景気悪化懸念が強まった。トランプ米大統領が関税を回避するために積み替えられた製品には40%の関税を上乗せするとし、関税問題も再び懸念材料となったほか、弱い利益見通しを発表したアマゾンが大きく下落し、そのほかのハイテク株も利益確定売りに押されたことも重しとなった。ダウ平均は終日マイナス圏で推移し、542.4ドル安(-1.23%)と5日続落して終了。S&P500も1.60%安と4日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.24%安と2日続落した。週間ではダウ平均が1313.34ドル安(-2.92%)と反落し、S&P500が2.36%安、ナスダック総合が2.17%安とともに3週ぶりに反落した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.72ポイントから20.38ポイントに上昇した。
寄り前に発表された7月雇用統計は、NFPが7.3万人増と予想の11.0万人増を下回った。6月分は14.7万人増から1.4万人増に、5月分も12.5万人増から1.9万人増に、大幅下方修正された。失業率は前月の4.1%から4.2%に悪化し、市場予想と一致した。寄り後に発表された7月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)も48.0と前月の49.0から悪化し、市場予想の49.5を下回った。弱いNFPやISM製造業PMIを受けて9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が再び高まった。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月利下げ確率は前日の38%から90%に急上昇した。米10年債利回りは前日の4.36%から4.22%に低下した。
(羽土)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500: 6238.01 -101.38 -1.60%
◆NASDAQ: 20650.13 -472.31 -2.24%
1日のNY株式相場は大幅続落。注目された7月雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想を下回る伸びにとどまったほか、6月分と5月分も大幅に下方修正されたことで景気悪化懸念が強まった。トランプ米大統領が関税を回避するために積み替えられた製品には40%の関税を上乗せするとし、関税問題も再び懸念材料となったほか、弱い利益見通しを発表したアマゾンが大きく下落し、そのほかのハイテク株も利益確定売りに押されたことも重しとなった。ダウ平均は終日マイナス圏で推移し、542.4ドル安(-1.23%)と5日続落して終了。S&P500も1.60%安と4日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.24%安と2日続落した。週間ではダウ平均が1313.34ドル安(-2.92%)と反落し、S&P500が2.36%安、ナスダック総合が2.17%安とともに3週ぶりに反落した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.72ポイントから20.38ポイントに上昇した。
寄り前に発表された7月雇用統計は、NFPが7.3万人増と予想の11.0万人増を下回った。6月分は14.7万人増から1.4万人増に、5月分も12.5万人増から1.9万人増に、大幅下方修正された。失業率は前月の4.1%から4.2%に悪化し、市場予想と一致した。寄り後に発表された7月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)も48.0と前月の49.0から悪化し、市場予想の49.5を下回った。弱いNFPやISM製造業PMIを受けて9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が再び高まった。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月利下げ確率は前日の38%から90%に急上昇した。米10年債利回りは前日の4.36%から4.22%に低下した。
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DZH Finacial Research
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