昨日（2025年8月4日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：66.817（-1.145）＜-1.68%＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日続落。
OPECプラスが原油生産見通しについて発表し、9月に生産量を引き上げる旨を発表しました。
OPECプラスは今年3月まで生産量を縮小していたものの、4月以降は増産に転じています。
原油供給量の増加見通しを受けて、USOIL価格は下落したと考えられます。
【WTI原油(USOIL)】本日（2025年8月5日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年8月5日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、3日続伸後の3日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
66ドル割れ目前まで下落しましたが、反発して66ドル台後半で取引を終えています。
目先は、下落が続き7月から続くレンジの底値を割れるか、レンジの底値は割れず反発するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばに大きく下落した後、反発が進みましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
7月28日から上昇が進みましたが、30日を天井とする下落で上昇幅のほとんどを戻しました。
目先は、さらに下落が進み28日安値も割れるか、28日安値は割れず反発を見せるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年8月1日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から5基減少し、410基でした。
減少基調が続いており、410基を下回るかどうかに注目です。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2025年7月25日時点の原油在庫は前週比で769.8万バレルほど増加し、およそ4億2669万バレルです。
直近は大きく増加しており、ここから増加基調に転換するかに注目です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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