S&P500の振り返りと見通し:S&P500は0.73%上昇。ハイテク株主導の展開(2025年8月7日)

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昨日(2025年8月6日)のS&P500の振り返り

S&P500 US500(※)
終値 6,345.06 6,349.6
前日比 +45.87(+0.73%) +48.0(+0.76%)

※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年8月6日(水)のS&P500は、前日比45.87ポイント高(+0.73%)の6,345.06ポイントで取引を終えました。

早期の米利下げ観測を背景に短期債利回りが低下し、ドルも下落したことで株式市場への資金流入を促進。
大手ハイテク株を中心とした押し目買いが、市場の上昇を牽引しました。

また、アップルが米国内生産向けに1000億ドルの追加投資計画を発表したことや、マクドナルドの好決算も買い材料となり、相場を支えました。

業種別に見ると、前日比で一般消費財(+2.51%)、生活必需品(+1.73%)、情報技術(+1.34%)が騰落率トップ3、ヘルスケア(-1.52%)、エネルギー(-0.91%)、公益事業(-0.90%)が騰落率ワースト3でした。

個別銘柄ではウォルマート(WMT)、アマゾン(AMZN)、ナイキ(NKE)、コカ・コーラ(KO)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が上昇しています。

消費関連銘柄が買われている一方で、ディフェンシブ銘柄は調整が入っています。

本日(2025年8月7日)のUS500チャートテクニカル分析

本日(2025年8月7日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月7日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、下落した前日5日と同等の値幅の上昇を見せました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
1日から陰線と陽線が交互に現れながら、緩やかに上昇が進んでいます。
目先は、緩やかな上昇により31日高値を目指すか、反落し1日安値へ向かうかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引前半から上昇を開始して、一時的な下落はあったものの、おおむね上昇が続く1日となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
7月31日高値と8月1日安値の6割戻し付近へ戻る形となりました。
目先は、6割戻しを超えてさらに上昇が続くか、6割戻しの水準が天井となり下落するかに注目です。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年8月7日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500はおおむね堅調に推移し、22時以降に上昇幅を拡大しました。
その後も高値圏を維持し、最終的に+0.76%の上昇率で取引を終えています。
3指数の中ではUS100に次ぐパフォーマンスとなりました。

US500 S&P500指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年8月7日)の主な米国経済指標

7日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
7日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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