昨日(2025年8月7日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が優勢。
日中から夜にかけてのユーロ円は方向感の定まらない動きで、大きく上下動を繰り返しました。
その後は値動きが落ち着き、横ばいで取引されています。
最終的に、6日終値に比べて円高で取引を終えました。
なお、日本で景気一致指数・先行指数(CI)が発表され、市場予想より強い結果でした。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
また、ドイツで鉱工業生産が発表され、市場予想より弱い結果でした。
発表直後のユーロ円は円高が進んでいます。
本日(2025年8月8日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月8日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、170円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、172円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、168円台後半から174円台前半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、172円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年8月8日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関関係だったのは豪ドル円とユーロドルです。
ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはポンドドルです。
ポンド円とも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年8月8日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はプラス圏に進む場面があったものの、おおむねマイナス圏で取引されました。
ユーロはゼロ付近で推移し、夜以降はマイナス圏での動きでした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年8月8日)の主な経済指標
08:50(日本)国際収支―貿易収支
08:50(日本)国際収支―経常収支
21:30(カナダ)7月新規雇用者数
21:30(カナダ)7月失業率
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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