昨日（2025年8月7日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 43,968.64 | 44,023.7 |
| 前日比 | -224.48(-0.51%) | -192.8(-0.44%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年8月7日（木）のNYダウは、前日比224.48ドル安（-0.51%）の43,968.64ドルで取引を終えました。
週間新規失業保険申請件数が22万6000件と市場予想の22万1000件を上回り、雇用情勢の悪化を示唆したことで投資家心理が悪化しました。
NY連銀の消費者調査では1年先インフレ予想が3.0%から3.1%に、5年先が2.6%から2.9%に上振れし、インフレ再燃への警戒感も高まりました。
また、パウエル議長の後任として、ウォラーFRB理事が次期FRB議長の最有力候補として浮上したとの報道が市場を動かしました。
トランプ大統領がハト派とされるミラン経済諮問委員会（CEA）委員長をFRB理事に指名するとの報道もありました。
個別銘柄では、テクノロジー銘柄が上昇しました。
エヌビディア（NVDA）、アップル（AAPL）、シスコ（CSCO）、ボーイング（BA）などが上昇し、ビザ（V）、ゴールドマン・サックス・グループ（GS）などは下落しています。
全体としては、テック銘柄は底堅い一方で、金融銘柄や景気敏感銘柄には調整が入った形です。
本日（2025年8月8日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年8月8日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、1日から陰線と陽線が交互に現れる状態が続きました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
下落しましたが、上ヒゲ部分で直近高値を更新しており、上昇圧力も受けている状態です。
目先は、高値更新を伴う値動きが続くか、反落して1日安値を目指すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半は上昇したものの、後半に大きく下落して、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
下落により一時43,000ドル台に入ったものの、44,000ドルを回復して取引を終えました。
目先は、44,000ドル回復後の上昇が続くか、反落して44,000ドル割れへ進むかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年8月8日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から底堅く推移し、夜にかけて上昇幅を拡大しました。
しかし22時以降に下落に転じ、下げ幅を広げて一時−0.75％を超える下落となりました。
最終的にはやや反発したものの、3指数の中で最も大きな下落率を記録しています。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年8月8日）の主な米国経済指標
特になし
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OANDA Lab編集部
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