東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り

市場概況
 8日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では147.14円とニューヨーク市場の終値(147.14円)とほぼ同水準だった。9時頃に一時146.72円まで下押したが、前日安値146.69円や5日安値146.62円を割り込むことができずに下げ渋った。東京勢が本格参入する9時過ぎは、本邦実需勢にとっては夏季休暇前の最終取引日ということもあり、仲値にかけては輸入予約が入り147.20円まで買い戻された。ただ、米10年債利回りが小幅に低下していることや、FRBやBLS人事への不安感もありドル買いの勢いは緩やかだった。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.1672ドルとニューヨーク市場の終値(1.1666ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。対円での値動きに連れて動意づく程度で、1.1670ドル台を挟んで小動き。

 ユーロ円は売り一服。10時時点では171.76円とニューヨーク市場の終値(171.66円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。一時171.37円まで弱含む場面もあったが、ドル円同様に前日安値171.28円には届かず売りは一服となった。仲値にかけて実需のドル円の買い意欲が強かったことや、トピックスが初めて3000ポイント台に乗せるなど本邦株式市場が上げ幅を広げていることもクロス円の支えになった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.72円 - 147.20円
ユーロドル:1.1662ドル - 1.1679ドル
ユーロ円:171.37円 - 171.80円

(松井)


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