全国の7月企業倒産、961件

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 東京商工リサーチが8日発表した全国の7月の企業倒産(負債額1千万円以上)は961件で、今年に入って単月で最多を更新した。物価高による倒産は75件で、8カ月ぶりに70件台に乗せた。このうち最も多かったのは飲食店の12件で、食材の値上がりが影響したとみられる。人件費の高騰や求人難といった人手不足に関連した倒産は41件だった。

 負債総額は前年同月比78・6%減の1670億円。前年同月に負債額が大きい倒産があった反動で大幅に減った。

 産業別では、小売業が2・8%増の112件、飲食業を含むサービス業は344件と10%超増えた。地区別では全国9地区のうち、関東と北陸、九州で前年同月を上回った。


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