◆ダウ平均: 44175.61 +206.97 +0.47%
◆S&P500: 6389.45 +49.45 +0.78%
◆NASDAQ： 21450.02 +207.32 +0.98%

　8日のNY株式相場は上昇。国内製造業への投資を1000億ドル増額し、総額で今後4年間に6000億ドルを投資すると発表したアップルの上昇が続いたことが相場をけん引したほか、関税問題への警戒感の後退や、先行きの利下げ期待の高まりなどでセンチメントが改善した。ダウ平均は終日プラス圏で推移し、206.97ドル高（+0.47％）で終了。S&P500も0.78％高と一日の高値圏で終了し、ともに反発した。ハイテク株主体のナスダック総合は1.04％高まで上昇後、0.98％高と3日続伸して終了。7月31日以来、6営業日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では2日連続で最高値を更新した。S&P500は最高値を更新できなかったが、終値で最高値まで0.01％に迫った。

　S&P500の11セクターはIT、コミュニケーション、金融、ヘルスケア、エネルギーなど8セクターが上昇し、不動産、公益、資本財の3セクターが下落。ハイテク株はアップルが4.24％高と大幅に3日続伸し、3日間で13％高となったほか、アルファベット、テスラ、ネットフリックスも2％超上昇した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.57ポイントから15.15ポイントに低下し、7月28日以来の低水準となった。

　週間ではダウ平均が587.03ドル高（+1.35％）、S&P500が2.43％高、ナスダック総合が3.87％高となり、主要3指数がそろって反発した。




(羽土)

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