スポット
(11日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.15円(前営業日比△0.41円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.07円(△0.04円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1615ドル(▲0.0026ドル)
ダウ工業株30種平均:43975.09ドル(▲200.52ドル)
ナスダック総合株価指数:21385.41(▲64.61)
10年物米国債利回り:4.28%(横ばい)
WTI原油先物9月限:1バレル=63.96ドル(△0.08ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3404.7ドル(▲86.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。明日12日の7月米消費者物価指数(CPI)や14日の7月米卸売物価指数(PPI)、15日の米露首脳会談を前にポジション調整目的の買いが入り、NY勢参入後も底堅い展開が続いた。市場では「投機筋の円ロング(ドル円のショート)ポジションの巻き戻しが続いている」との声も聞かれた。「トランプ米大統領は中国に対する関税措置の停止を90日間延長する大統領令に署名した」との報道も相場の支援材料となり、5時過ぎには一時148.25円と1日以来の高値を更新した。
・ユーロドルは続落。アジア市場では一時1.1676ドルまで値を上げたものの、前週末の高値1.1679ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。NY市場では新規材料に乏しい中、じりじりとユーロ売り・ドル買いが進行。前週末の安値1.1629ドルを下抜けて一時1.1590ドルまで値を下げた。
・ユーロ円は小幅ながら続伸。日本時間夕刻に171.61円まで下落したあとは172.15円付近まで持ち直す場面もあったが、NY時間に入ると再び失速。24時前に一時171.55円と日通し安値を更新した。ただ、引けにかけては172.13円付近まで値を戻した。日本が祝日で、欧米でも夏休みムードが漂う中、終日大きな方向感は出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。明日12日の7月米CPIや14日の7月米PPI、15日の米露首脳会談を前に、高値圏にあったハイテク株などに利益確定売りが出た。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落。前週末に史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出やすかった。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。明日の7月米CPIの発表を前に様子見ムードが強く、相場は方向感に乏しい展開となった。
・原油先物相場は上昇。週末15日に約4年ぶりに行われる米露首脳会談を前に神経質な動き。一時停戦期待で原油先物が売られる場面もあったが、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が領土譲渡に対しては拒否姿勢を貫いていることで、和平交渉が失敗するリスクもあり、僅かながら上昇して引けた。
・金先物相場は3日ぶりに反落。15日に予定されている約4年ぶりの米露首脳会談で、ウクライナとロシア間の停戦期待が安全資産とされる金先物への需要が後退させた。また、先週続伸して引けたことで、利食いが出やすい場面もあった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が金利のつかない金先物の支えにはなっている。なお、トランプ米大統領が「金には関税をかけない」と発表したが、金先物の反応は限られた。
(中村)
Provided by
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る
ドル・円相場:1ドル=148.15円(前営業日比△0.41円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.07円(△0.04円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1615ドル(▲0.0026ドル)
ダウ工業株30種平均:43975.09ドル(▲200.52ドル)
ナスダック総合株価指数:21385.41(▲64.61)
10年物米国債利回り:4.28%(横ばい)
WTI原油先物9月限:1バレル=63.96ドル(△0.08ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3404.7ドル(▲86.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。明日12日の7月米消費者物価指数(CPI)や14日の7月米卸売物価指数(PPI)、15日の米露首脳会談を前にポジション調整目的の買いが入り、NY勢参入後も底堅い展開が続いた。市場では「投機筋の円ロング(ドル円のショート)ポジションの巻き戻しが続いている」との声も聞かれた。「トランプ米大統領は中国に対する関税措置の停止を90日間延長する大統領令に署名した」との報道も相場の支援材料となり、5時過ぎには一時148.25円と1日以来の高値を更新した。
・ユーロドルは続落。アジア市場では一時1.1676ドルまで値を上げたものの、前週末の高値1.1679ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。NY市場では新規材料に乏しい中、じりじりとユーロ売り・ドル買いが進行。前週末の安値1.1629ドルを下抜けて一時1.1590ドルまで値を下げた。
・ユーロ円は小幅ながら続伸。日本時間夕刻に171.61円まで下落したあとは172.15円付近まで持ち直す場面もあったが、NY時間に入ると再び失速。24時前に一時171.55円と日通し安値を更新した。ただ、引けにかけては172.13円付近まで値を戻した。日本が祝日で、欧米でも夏休みムードが漂う中、終日大きな方向感は出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。明日12日の7月米CPIや14日の7月米PPI、15日の米露首脳会談を前に、高値圏にあったハイテク株などに利益確定売りが出た。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落。前週末に史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出やすかった。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。明日の7月米CPIの発表を前に様子見ムードが強く、相場は方向感に乏しい展開となった。
・原油先物相場は上昇。週末15日に約4年ぶりに行われる米露首脳会談を前に神経質な動き。一時停戦期待で原油先物が売られる場面もあったが、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が領土譲渡に対しては拒否姿勢を貫いていることで、和平交渉が失敗するリスクもあり、僅かながら上昇して引けた。
・金先物相場は3日ぶりに反落。15日に予定されている約4年ぶりの米露首脳会談で、ウクライナとロシア間の停戦期待が安全資産とされる金先物への需要が後退させた。また、先週続伸して引けたことで、利食いが出やすい場面もあった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が金利のつかない金先物の支えにはなっている。なお、トランプ米大統領が「金には関税をかけない」と発表したが、金先物の反応は限られた。
(中村)
Provided by
DZH Finacial Research
「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。
豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。