昨日(2025年8月11日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安が優勢。
日中は緩やかな円高で、夜に入ると円安に転じました。
円安に転じるにあたって特段のニュースは報道されておらず、需給の変化によるものだと考えられます。
円安傾向は本日朝まで継続し、最終的に先週末終値に比べて円安で取引を終えました。
この結果、8月1日の急落後に形成したレンジ相場の上限を超えています。
なお、昨日は日本が祝日で、日中は市場参加者が少なかった可能性が指摘されています。
また、ベッセント米財務長官が日経新聞のインタビューに回答し、日銀がインフレ率等に焦点を当てて金融政策を進めれば、為替レートは自然と調整される旨が報じられています。
本日(2025年8月12日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月12日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、146円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、147円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、147円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、149円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年8月12日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル円です。
ポンド円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ユーロ円とも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年8月12日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はプラス圏で取引され、未明にマイナスに転じました。
ドルはマイナス圏で推移し、夜以降はプラス圏での動きでした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
12日(火)13:30(豪州)豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
12日(火)21:30(米国)7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
12日(火)21:30(米国)7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
12日(火)21:30(米国)7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
12日(火)21:30(米国)7月消費者物価指数(CPI)(前月比)
12日(火)27:00(米国)7月月次財政収支
13日(水)25:00(ロシア)4-6月期実質国内総生産(GDP、速報値)(前年比)
14日(木)15:00(英国)4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
14日(木)15:00(英国)4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
14日(木)15:00(英国)6月月次国内総生産(GDP)(前月比)
14日(木)18:00(ユーロ)4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
14日(木)18:00(ユーロ)4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
14日(木)21:30(米国)7月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
14日(木)21:30(米国)7月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
14日(木)21:30(米国)7月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
14日(木)21:30(米国)7月卸売物価指数(PPI)(前月比)
14日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
14日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
15日(金)8:50(日本)4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
15日(金)8:50(日本)4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)
15日(金)21:30(米国)8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
15日(金)21:30(米国)7月小売売上高(前月比)
15日(金)21:30(米国)7月小売売上高(除自動車)(前月比)
15日(金)22:15(米国)7月鉱工業生産(前月比)
15日(金)23:00(米国)8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
15日(金)29:00(米国)6月対米証券投資
15日(金)29:00(米国)6月対米証券投資(短期債除く)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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