東証急騰、終値4万2718円

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 連休明け12日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急騰し、終値は前週末比897円69銭高の4万2718円17銭となり、約1年1カ月ぶりに史上最高値を更新した。米中双方が関税の上乗せを回避したことを好感。上場企業の好決算も相場を押し上げた。

 幅広い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸し、取引時間中と終値での最高値を更新した。終値は42・16ポイント高の3066・37。出来高は27億8177万株。

 12日朝にトランプ米大統領が中国への関税の一部停止措置を11月10日まで延長する大統領令に署名したと伝わり、買い安心感につながった。外国為替市場の円相場が対ドルで下落し、1ドル=148円台前半で取引されたことで輸出関連株にも買い注文が入った。

 午後には上げ幅が一時1100円を超え、取引時間中の最高値を付けて4万3000円の大台に迫った。その後は高値への警戒感から当面の利益を確定する売り注文も出た。


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