中国株サマリー(12日)

市場概況
 続伸で約3年8カ月ぶり高値、ガス株や石炭株が全面高

 12日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.50%高の3665.92ポイントだった。深セン成分指数は0.53%高の11351.63ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆8815億2000万元だった。

 上海総合指数は終日プラス圏で推移した。米中が追加関税の停止措置を90日間延長すると発表したことが好感されたほか、米国の利下げや中国の景気対策への期待感などから買いが広がり、指数を押し上げた。米物価統計の発表を控えて上げ幅を縮小する場面もあったが、終値で21年12月16日以来、およそ3年8カ月ぶりの高値を連日で更新した。セクター別では、ガスや石炭、保険がほぼ全面高となった。半面、航空・宇宙やセメント・建材、バイオなどが売られた。

 A株市場では、富士康工業互聯網(601138)や恵州市徳賽西威汽車電子(002920)、大族激光科技産業集団(002008)、宇通客車(600066)などの上昇が目立った。半面、国軒高科(002074)や晶澳太陽能科技(002459)、宝山鋼鉄(600019)などが売られた。

 上海B株指数は0.05%高の267.37ポイント、深センB株指数は0.47%高の1326.35ポイント。

(小針)


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