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香港株サマリー(13日)

市場概況
 3日続伸、3週ぶり高値 ネット株・医薬品株に買い

 13日の香港市場で、ハンセン指数は3日続伸。終値は前日比2.58%高の25613.67ポイントだった。中国企業指数は2.62%高の9150.05ポイント。メインボードの売買代金は概算で2840億4000万HKドル。

 ハンセン指数は始値で心理的節目の25000ポイントを回復し、ほぼ一本調子で上げ幅を拡大。終値は7月24日以来およそ3週間ぶりの高値だった。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げするとの見方から幅広いセクターで買いが優勢だった。注目された7月の米消費者物価指数(CPI)がおおむね予想通りとなり、前日のNY株式相場が反発した流れを引き継いだ。中国本土の主要株価指数が中国政府の内需刺激策への期待から上昇し、買い安心感につながったもよう。

 ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株のアリババ集団(09988)、美団(03690)、テンセント(00700)が買われて相場の上昇を主導した。医薬品関連の石薬集団(01093)、翰森製薬(03692)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)が高い。豚肉大手の万洲国際(00288)も大きく買われた。光学部品の舜宇光学科技(02382)、オンラインゲームのネットイース(09999)は続伸した。一方、カジノ株の銀河娯楽(00027)とサンズ・チャイナ(01928)が売られた。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、即席麺大手の康師傅控股(00322)は続落した。

 万洲国際や銀河娯楽など、前日大引け後に2025年6月中間決算を発表した銘柄の売買が目立った。閲文集団(00772)、五鉱資源(01208)、テンセント・ミュージック(01698)が大幅高となり、ワーフ(00004)、チャイナ・ユニコム(00762)も上昇した。また、ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は3.52%高の5630.78ポイントと4営業日ぶりに反発した。

(小針)


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