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ミニストップ、消費期限を偽装

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 コンビニのミニストップは18日、一部店舗で店内調理のおにぎりの消費期限を偽って販売していたと発表した。消費期限のラベルを貼り替え、引き延ばすなどの行為が確認された。総菜でも同様の事例が発覚し、全国約1600店で店内調理のおにぎりと弁当、総菜の販売を中止した。偽装行為は7都府県の23店舗に及んでおり、店舗数が拡大する可能性もある。

 ミニストップの担当者は取材に「組織的な不正ではない」と説明した。健康被害の申し出は確認されていないという。再発防止の対策が完了するまで販売は再開しない。ミニストップは全国約1800店で、9割近い店舗で看板の店内商品が中止となった影響は大きい。ただ人気商品のソフトクリームは対象に含まれていない。

 ミニストップによると、6月に店舗内の定期調査を手がける委託先の民間機関が発見した。調査範囲を広げたところ、全国23店舗で同様の不正が判明した。新たにラベルを貼るほか、店内で調理後1~2時間程度、ラベルを貼らず、消費期限を引き延ばすケースもあった。


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