スポット
(18日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.89円(前営業日比△0.70円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.45円(△0.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1661ドル(▲0.0042ドル)
ダウ工業株30種平均:44911.82ドル(▲34.30ドル)
ナスダック総合株価指数:21629.77(△6.79)
10年物米国債利回り:4.33%(△0.01%)
WTI原油先物9月限:1バレル=63.42ドル(△0.62ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3378.0ドル(▲4.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
32 33
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは反落。米ウクライナ会談前に持ち高調整目的のユーロ売り・ドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが優勢になると、2時前に一時1.1656ドルと日通し安値を更新した。
前週末の安値1.1646ドルが目先サポートとして意識されたほか、予想を下回る8月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数を受けて下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
なお、トランプ米大統領はこの日、ホワイトハウスでゼレンスキー・ウクライナ大統領と会談し、ウクライナの長期的な「安全の保証」のため米国として支援すると伝えた。会談終了後には「領土交換の可能性を話し合う必要がある」「現時点では戦闘停止の段階にない」「次のステップは三者会談」などと発言。また、ゼレンスキー氏は「ウクライナの安全は米国にかかっている」などと話した。
・ドル円は反発。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。NY勢の本格参入で全般ドル買い圧力が高まると、前週末の高値147.87円を上抜けて一時147.99円まで値を上げた。市場では「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演など、注目イベントを前に持ち高を一方向に傾ける動きは限られた」との声が聞かれたものの、その後の下押しは147.66円付近にとどまった。
・ユーロ円は続伸。23時前に一時172.68円と日通し高値を付けたものの、2時過ぎには172.18円付近まで下押しした。NY時間に限れば、ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため相場は方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反落。指数は史上最高値圏にあるだけに、持ち高調整や利益確定目的の売りが出た。半面、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が相場を下支えした。著名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いる米バークシャー・ハザウェイによる株取得が明らかになったユナイテッドヘルス・グループへの買いも続いた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに小反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。FRBによる大幅利下げ観測が後退する中、債券売りがやや優勢となった。
・原油先物相場は小幅に反発。露・ウクライナの緊張状態の緩和を期待した調整が進む場面もあったが不透明感は拭いきれず。原油供給への懸念が尾を引くなか一方向へレンジを広げにくく、揺り戻しの買いも入った。小幅ながらプラスで引けている。
・金先物相場は3日続落。米長期金利の指標とされる10年債利回りが一時4.35%まで上昇。金利が付かない資産である金の上値を重くした。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスが一時98.19まで上昇するなどドル高もドル建て金価格の割高感を意識させ売りを誘った。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=147.89円(前営業日比△0.70円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.45円(△0.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1661ドル(▲0.0042ドル)
ダウ工業株30種平均:44911.82ドル(▲34.30ドル)
ナスダック総合株価指数:21629.77(△6.79)
10年物米国債利回り:4.33%(△0.01%)
WTI原油先物9月限:1バレル=63.42ドル(△0.62ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3378.0ドル(▲4.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
32 33
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは反落。米ウクライナ会談前に持ち高調整目的のユーロ売り・ドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが優勢になると、2時前に一時1.1656ドルと日通し安値を更新した。
前週末の安値1.1646ドルが目先サポートとして意識されたほか、予想を下回る8月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数を受けて下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
なお、トランプ米大統領はこの日、ホワイトハウスでゼレンスキー・ウクライナ大統領と会談し、ウクライナの長期的な「安全の保証」のため米国として支援すると伝えた。会談終了後には「領土交換の可能性を話し合う必要がある」「現時点では戦闘停止の段階にない」「次のステップは三者会談」などと発言。また、ゼレンスキー氏は「ウクライナの安全は米国にかかっている」などと話した。
・ドル円は反発。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。NY勢の本格参入で全般ドル買い圧力が高まると、前週末の高値147.87円を上抜けて一時147.99円まで値を上げた。市場では「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演など、注目イベントを前に持ち高を一方向に傾ける動きは限られた」との声が聞かれたものの、その後の下押しは147.66円付近にとどまった。
・ユーロ円は続伸。23時前に一時172.68円と日通し高値を付けたものの、2時過ぎには172.18円付近まで下押しした。NY時間に限れば、ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため相場は方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反落。指数は史上最高値圏にあるだけに、持ち高調整や利益確定目的の売りが出た。半面、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が相場を下支えした。著名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いる米バークシャー・ハザウェイによる株取得が明らかになったユナイテッドヘルス・グループへの買いも続いた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに小反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。FRBによる大幅利下げ観測が後退する中、債券売りがやや優勢となった。
・原油先物相場は小幅に反発。露・ウクライナの緊張状態の緩和を期待した調整が進む場面もあったが不透明感は拭いきれず。原油供給への懸念が尾を引くなか一方向へレンジを広げにくく、揺り戻しの買いも入った。小幅ながらプラスで引けている。
・金先物相場は3日続落。米長期金利の指標とされる10年債利回りが一時4.35%まで上昇。金利が付かない資産である金の上値を重くした。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスが一時98.19まで上昇するなどドル高もドル建て金価格の割高感を意識させ売りを誘った。
(中村)
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