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NY株式サマリー(18日)=ダウ34ドル安 小売り決算やパウエルFRB議長講演を控え様子見

市場概況
◆ダウ平均: 44911.82 -34.30 -0.08%
◆S&P500:6449.15 -0.65 -0.01%
◆NASDAQ:21629.77 +6.80 +0.03%

 18日のNY株式相場はほぼ横ばい。9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が引き続き支援となったものの、週内に発表される主力小売株の決算発表や金曜日のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演などを控えた様子見姿勢も強まった。ダウ平均は先週末に8カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新したが、この日は一時52ドル高まで上昇後、77ドル安まで下落し、34.30ドル安(-0.08%)と小幅に反落して終了。S&P500も先週末終値を挟んでもみ合い、0.01%安とわずかながらマイナス圏で終了し、2営業日続落した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.03%高とわずかながら上昇して終了し、3営業日ぶりの反発となった。S&P500の11セクターは資本財、一般消費財、ITなど5セクターが上昇し、不動産、コミュニケーション、素材、エネルギー、公益など6セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルス、キャタピラー、シスコ・システムズ、ディズニーなど16銘柄が上昇し、シャーウィン・ウィリアムズ、アムジェン、ボーイング、ホーム・デポ、など14銘柄が下落した。

 今週はホーム・デポ、ロウズ、ターゲット、TJX、ウォルマートなど消費関連の決算発表が相次ぐことで、関税の影響が懸念される中、個人消費の動向が注目される。利下げ見通しを巡っては、21-23日開催のジャクソンホール会議で22日に予定されるパウエルFRB議長講演に要注目となる。CMEのフェドウォッチの9月利下げ確率は83%と、市場では利下げ期待が高まっており、パウエル議長の利下げを巡る見解に注目が集まる。

(山下)


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