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備蓄米、9月以降も販売

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 小泉進次郎農相は20日、政府が随意契約で小売業者などに直接売り渡した備蓄米について、8月末までとしていた販売期限を延長すると発表した。割安なコメが9月以降も店頭に並ぶ。倉庫からの出庫や精米といった作業に時間がかかっており、小売事業者からは期限内に売り切れないとして延長を求める声が出ていた。

 随意契約で放出を公表した備蓄米50万トンのうち、契約したのは28万トン。このうち10万トン程度の引き渡しが済んでいない。小泉氏は農林水産省の役割として「契約した数量を約束通り流通することが責任だ」と記者団に語った。引き渡しから1カ月以内で売り切るよう求める。

 農水省は今後、まだ備蓄米を届けられていない事業者に対し、販売するかキャンセルするかの意向を個別に確認する。

 随意契約の備蓄米は5月26日に申し込みの受け付けを開始した。契約した28万トンとは別に、期限内の販売が難しいなどとして事業者側から4万トンのキャンセルがあった。


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