市場概況
5日ぶり反発、25000ポイントを意識 好業績銘柄に買い
20日の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。終値は前日比0.17%高の25165.94ポイントだった。中国企業指数は0.08%高の9013.27ポイント。メインボードの売買代金は概算で2852億8000万HKドル。
ハンセン指数は前日のNY市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、安く始まった。世界の中央銀行幹部や経済学者が集うシンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に様子見ムードが広がり、中盤まではマイナス圏で推移。ただ、心理的節目の25000ポイントを割り込む水準で下げ渋り、終盤には上げに転じた。決算シーズンが本格化するなか、好業績銘柄が買いを集めて相場を押し上げた。セクター別では工業、必需消費財、金融が堅調だった半面、医療・ヘルスケアが大幅に下げた。
ハンセン指数構成銘柄では、舜宇光学科技(02382)が10%近く上げたほか、薬明生物技術(02269)、香港証券取引所(00388)も上昇。ともに前日大引け後からこの日の前引け後にかけて発表した2025年6月中間決算で純利益が市場予想を上回ったことが好感された。半導体株のSMIC(00981)、食品・飲料株の康師傅控股(00322)と中国蒙牛乳業(02319)、香港不動産株の新鴻基地産(00016)も高い。一方、医薬品関連の下げが目立ち、製薬の翰森製薬(03692)と石薬集団(01093)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)が大幅に下落した。自動車販売の中升集団(00881)とショート動画プラットフォームの快手科技(01024)は反落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.01%安の5541.27ポイントと小幅ながら3日続落。京東健康や快手科技のほか、人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(00020)、企業向けクラウドの金蝶国際ソフト(00268)が売られた。半面、舜宇光学科技や25年6月中間決算を発表した新興電気自動車メーカーの小鵬汽車(09868)、SMICと同業の華虹半導体(01347)が高い。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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20日の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。終値は前日比0.17%高の25165.94ポイントだった。中国企業指数は0.08%高の9013.27ポイント。メインボードの売買代金は概算で2852億8000万HKドル。
ハンセン指数は前日のNY市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、安く始まった。世界の中央銀行幹部や経済学者が集うシンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に様子見ムードが広がり、中盤まではマイナス圏で推移。ただ、心理的節目の25000ポイントを割り込む水準で下げ渋り、終盤には上げに転じた。決算シーズンが本格化するなか、好業績銘柄が買いを集めて相場を押し上げた。セクター別では工業、必需消費財、金融が堅調だった半面、医療・ヘルスケアが大幅に下げた。
ハンセン指数構成銘柄では、舜宇光学科技(02382)が10%近く上げたほか、薬明生物技術(02269)、香港証券取引所(00388)も上昇。ともに前日大引け後からこの日の前引け後にかけて発表した2025年6月中間決算で純利益が市場予想を上回ったことが好感された。半導体株のSMIC(00981)、食品・飲料株の康師傅控股(00322)と中国蒙牛乳業(02319)、香港不動産株の新鴻基地産(00016)も高い。一方、医薬品関連の下げが目立ち、製薬の翰森製薬(03692)と石薬集団(01093)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)が大幅に下落した。自動車販売の中升集団(00881)とショート動画プラットフォームの快手科技(01024)は反落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.01%安の5541.27ポイントと小幅ながら3日続落。京東健康や快手科技のほか、人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(00020)、企業向けクラウドの金蝶国際ソフト(00268)が売られた。半面、舜宇光学科技や25年6月中間決算を発表した新興電気自動車メーカーの小鵬汽車(09868)、SMICと同業の華虹半導体(01347)が高い。
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DZH Finacial Research
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