昨日(2025年8月20日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:63.621(+0.853)<+1.36%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは買いが優勢で上昇。
ドルインデックスが低下傾向で推移しており、USOIL価格の上昇要因だったと報じられています。
また、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、在庫量は市場予想よりも大幅に減少しました。
これも、USOIL価格に影響した模様です。
しかし、ロシア・ウクライナ間の停戦交渉の進展が期待されたと伝えられており、上昇幅は限定的でした。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年8月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、13日から陰線と陽線が交互に現れる状態が続いています。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
62ドル台から64ドル台の間でレンジ取引が継続中です。
このレンジを上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半から終日ジリ高が進む1日となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
62ドル台前半が底値となり反発が進みつつある状態です。
目先は、62ドル台前半からの反発が続くか、反落して62ドル割れを目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年8月15日時点の米国の原油リグ稼働数は412基でした。
2025年5月以降は減少が続いていましたが、直近は2週連続で増加しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年8月8日時点の原油在庫は前週比で303.6万バレルほど増加し、およそ4億2670万バレルです。
2025年5月後半から右肩下がりに推移していましたが、直近はやや右肩上がりに推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。