昨日(2025年8月20日)のS&P500の振り返り
S&P500 | US500(※) | |
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終値 | 6395.78 | 6400.8 |
前日比 | -15.59(-0.24%) | -18.6(-0.29%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年8月20日(水)のS&P500は、前日比15.59ポイント安(-0.24%)の6395.78ポイントで取引を終えました。
序盤はIT・ハイテクの下げが主導し、引けにかけてはディフェンシブ銘柄に買いが入り指数を支えました。
公表された7月FOMCの議事要旨では、ほぼ全員が金利据え置きを適切と判断し利下げを急がない姿勢が明らかになり、早期利下げ観測が後退してグロース株の重荷となりました。
とはいえ、米20年債入札が堅調となり長期金利が低下、引けにかけて買い戻しを誘いました。
セクター別に見ると、11セクター中7セクターが上昇し、4セクターが下落しました。
騰落率ごとに見ると、エネルギーが+0.86%で上昇率トップ、生活必需品が+0.80%、ヘルスケアが+0.60%でした。
下落セクターのワースト3は、一般消費財が-1.18%、情報技術が-0.77%、コミュニケーション・サービスが-0.56%でした。
ヘルスケアなどディフェンシブ銘柄への買いが強まっています。
個別銘柄ではメドトロニック(MDT)、イーライ・リリー(LLY)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、ボストン・サイエンティフィック(BSX)、エクソン・モービル(XOM)、シェブロン(CVX)などが上昇しています。
本日(2025年8月21日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成し、4営業日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
下ヒゲ部分で一時6400ポイントを割れましたが、6400ポイントを回復して取引を終えました。
目先は、6400ポイント回復を契機とする上昇が続くか、反落し再度6400ポイント割れへ向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから大きな下落と反発はありましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
取引後半の反発はありましたが、8月15日高値が天井となる切り下げを伴う下落が進んでいます。
目先は、切り下げを伴う下落が続くか、反発して15日高値を目指すかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年8月21日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から軟調に推移し、22時以降に下落が強まる場面がありました。
その後はやや持ち直したものの、最終的にはマイナス0.25%を超える下落率で取引を終えています。
3指数の中ではUS100に次ぐ下落率となりました。
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年8月21日)の主な米国経済指標
21日(木)21:30(米国)8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
21日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
21日(木)22:45(米国)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
21日(木)22:45(米国)8月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
21日(木)22:45(米国)8月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
21日(木)23:00(米国)7月中古住宅販売件数(前月比)
21日(木)23:00(米国)7月中古住宅販売件数(年率換算件数)
21日(木)23:00(米国)7月景気先行指標総合指数(前月比)
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OANDA Lab編集部
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