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S&P500の振り返りと見通し:S&P500は続落。ウォルマート決算不振で消費関連が連れ安(2025年8月22日)

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昨日(2025年8月21日)のS&P500の振り返り

S&P500 US500(※)
終値 6370.17 6375.8
前日比 -25.61(-0.40%) -25.0(-0.39%)

※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年8月21日(木)のS&P500は、前日比25.61ポイント安(-0.40%)の6370.17ポイントで取引を終えました。
市場は翌日のパウエルFRB議長講演を前に慎重姿勢が強く、5日続落となりました。

寄り付き前に発表された小売大手ウォルマート(WMT)の決算が利益未達となり株価は大幅下落、これに消費関連も連れ安となりました。
また、新規失業保険申請件数の増加があり、景気の減速サインが意識されました。

ディフェンシブ株など広範な銘柄に売りが広がり、主要3指数は揃って下落しています。

セクター別に見ると、11セクター中9セクターが下落し、上昇したのは2セクターのみです。
騰落率ごとに見ると、エネルギーが+0.71%、素材が+0.26%でした。
下落セクターのワースト3は、生活必需品が-1.18%、公益事業が-0.71%、一般消費財が-0.68%でした。

個別銘柄ではエクソン・モービル(XOM)、シェブロン(CVX)、コテラ・エナジー(CTRA)、ブッキング・ホールディングス(BKNG)、アルファベット(GOOGL)などが上昇しています。

本日(2025年8月22日)のUS500チャートテクニカル分析

本日(2025年8月22日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月22日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
下落により6400ポイントを割り、6300ポイント台後半で取引を終えました。
目先は、6400ポイント割れ後の下落が続くか、反発して6400ポイントを回復するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばからジリ安が進み、後半に若干反発して取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
20日安値と21日安値でダブルボトム形成の可能性があります。
目先は、ダブルボトム形成で反発が進むか、20日安値割れに向け下落が進むかに注目です。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年8月22日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤からおおむねマイナス圏で推移し、軟調な動きが続きました。
下げ幅を拡大する場面もありましたが、US100ほどの下落には至りませんでした。
最終的にはUS30に次ぐ下落率で取引を終えています。

US500 S&P500指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年8月22日)の主な米国経済指標

22日(金)23:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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