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NY株式サマリー(22日)=ダウ846ドル高と反発し最高値更新 パウエルFRB議長発言を好感

市場概況
◆ダウ平均: 45631.74 +846.24 +1.89%
◆S&P500: 6466.91 +96.74 +1.52%
◆NASDAQ: 21496.54 +396.22 +1.88%

 22日のNY株式相場は大幅反発。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議での講演で9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始の可能性を示唆したことが好感された。パウエルFRB議長講演を受けてCMEのフェドウォッチ・ツールの9月利下げ確率は前日の75%から83%に上昇し、米10年債利回りは前日の4.332%から4.255%に低下した。ダウ平均は一時972ドル高まで上昇し、846.24ドル高(+1.89%)と大幅反発して終了。3日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では今年初めての最高値更新となった。S&P500も1.52%高と6日ぶりに大幅反発。一時、1.71%高となり、取引時間中の史上最高値まで2.45ポイント(0.04%)に迫った。ナスダック総合も1.88%高と4日ぶりに大幅反発し、終値の最高値まで1.00%に迫った。

 S&P500の11セクターは生活必需品を除く10セクターが上昇。一般消費財が3.18%高となったほか、エネルギー、コミュニケーション、素材、金融、資本財、不動産、ITが1%超上昇した。メガキャップはテスラが6.22%高となったほか、アルファベット、アマゾンが3%超上昇し、メタ、エヌビディア、アップルも1-2%上昇した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.60ポイントから14.22ポイントに低下。昨年12月以来の低水準となった。

 週間ではダウ平均が685.62ドル高(+1.53%)、S&P500が0.27%高とともに3週続伸し、ナスダック総合は0.58%安と3週ぶりに反落した。



(羽土)


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