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ナスダック100の振り返りと見通し:ナスダック100はテック主導で上昇。利下げ観測再燃でリスクオン回帰(2025年8月25日)

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先週金曜日(2025年8月22日)のナスダック100の振り返り

ナスダック100 US100(※)
終値 23,498.12 23,516.9
前日比 +355.52(+1.54%) +358.5(+1.55%)

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年8月22日(金)のナスダック100は、前日比355.52ポイント高(+1.54%)の23,498.12ポイントで取引を終えました。

パウエルFRB議長の講演が、労働市場の下振れリスクに配慮し政策スタンス調整の可能性を示唆したと受け止められ、9月利下げ観測が再燃しました。
米金利の急低下とドル安が同時進行しています。

セクターではハイテク・半導体を中心に上昇が目立ち、大型グロース株の堅調さが指数を牽引しました。

個別銘柄は、大半の銘柄が上昇し、特に半導体・AI・クラウド関連を中心に買いが集まりました。

マイクロソフト(MSFT)、アップル(AAPL)、メタ・プラットフォームズ(META)、アマゾン(AMZN)、テスラ(TSLA)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、インテル(INTC)などが上昇し、ネットフリックス(NFLX)、Tモバイル(TMUS)などが下落しました。
特に、前日比でテスラ(TSLA)は+6.22%、インテル(INTC)が+5.53%と強い上昇が目立ちました。

全体としては、利下げ期待を背景に資金が集まる展開でした。

本日(2025年8月25日)US100のチャートテクニカル分析

本日(2025年8月25日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月25日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線を形成し、7営業日続落後の反発を見せました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
13日高値と20日安値の半値戻しを達成しました。
目先は、半値戻し後も上昇が続くか、半値戻し後は下落が進むかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引後半に急騰した後、高値圏を維持して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
20日安値と22日安値でダブルボトムを形成して上昇が進んでいます。
目先は、引き続きダブルボトム形成後の上昇が進むか、反落して20日安値を目指すかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年8月25日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は日中は落ち着いた値動きが続きましたが、22時以降に上昇の勢いを強めました。
終盤にかけても高い水準を保ち、最終的に1.5%を超える上昇率で取引を終えています。
主要3指数の中では2番目に大きな上昇率となりました。

US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年8月25日)の主な米国経済指標

25日(月)23:00(米国)7月新築住宅販売件数(前月比)
25日(月)23:00(米国)7月新築住宅販売件数(年率換算件数)

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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