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NYマーケットダイジェスト・25日 株安・金利上昇・ドル高

スポット
(25日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.80円(前営業日比△0.86円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=171.70円(▲0.49円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1618ドル(▲0.0100ドル)
ダウ工業株30種平均:45282.47ドル(▲349.27ドル)
ナスダック総合株価指数:21449.29(▲47.25)
10年物米国債利回り:4.27%(△0.02%)
WTI原油先物10月限:1バレル=64.80ドル(△1.14ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3417.5ドル(▲1.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
7月米新築住宅販売件数
(前月比)  ▲0.6%     4.1%・改
(件数)   65.2万件    65.6万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは反落。前週末にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けてドル売りが進んだ反動が出た。全般に手掛かり材料は乏しかったが、週内に7月米PCEデフレーターなどの発表が控えていることもあって持ち高調整目的のドル買い戻しが進み、4時過ぎには一時1.1603ドルまで下押し。FRB議長による講演後の上昇分を全て吐き出した格好となった。

・ドル円は反発。対ユーロを中心にドル買いが進んだ流れに沿った。米長期金利の上昇も相場の支えとなり、一時147.94円まで値を上げた。なお、この日発表された7月米新築住宅販売件数は65.2万件と市場予想の63.0万件を上回ったが、相場への影響は限られた。

・ユーロ円は続落。ドル円の上昇につれて22時過ぎに172.66円まで値を上げたが、前週末高値の172.68円が目先のレジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。NY時間の午後に入るとユーロドルの下げにつれて売りが強まり、171.58円の安値まで一転して下落した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。前週末に史上最高値を更新した後とあって、高値警戒感から主力株は利益確定目的の売りに押された。寄り付き直後からほぼ一本調子で値を下げる展開となり、この日の安値圏で取引を終えた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反落。前週末に債券買いが進んだ反動で、持ち高調整や利益確定売りが観測された。

・原油先物相場は3日続伸。ウクライナによるロシアの製油所などへの攻撃強化を背景として、ロシア産原油の供給停滞が懸念され、買いが優勢となった。

・金先物相場は小反落。前週末に米9月利下げ観測を手掛かりに大幅上昇した後だけに、上昇が一服。ドル高の流れとなる中でドル建てで取引される金の割高感が意識されたことも重しとなり、若干下押した。

(岩間)


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