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【ニューヨーク共同】米実業家のイーロン・マスク氏が率いる人工知能(AI)新興企業のxAIは25日、米アップルと対話型生成AI「チャットGPT」を開発する米オープンAIを、反トラスト法(独禁法)違反で南部テキサス州の連邦裁判所に提訴した。両社が結託して市場を独占し競争を阻害したと主張しており、数十億ドル規模の損害賠償を求めている。
アップルとオープンAIは提携し、チャットGPTをiPhone(アイフォーン)などに組み入れた。xAIは訴状でこれを「独占的協定」と指摘し、利用者はxAIが展開する対話型AI「グロック」など「革新的で創造的な製品を選択する余地がない」と批判した。
また、オープンAIは生成AIの市場シェア(占有率)の少なくとも80%を支配し、独占状態にあると主張。xAIのグロックなど競合製品は、市場拡大を妨げられていると訴えた。
オープンAIは今回の提訴について「マスク氏による継続的な嫌がらせのパターンと一致している」と非難するコメントを発表した。
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