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中国株サマリー(26日)

市場概況
5日ぶり反落、終盤に下げ幅拡大 利益確定売りが重し

 26日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。終値は前日比0.39%安の3868.38ポイントだった。深セン成分指数は0.26%高の12473.17ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆6790億2000万元だった。

 上海総合指数は安く始まった後、中盤にプラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏に沈むと、終盤に下げ幅を広げた。新規資金の流入期待などを背景に相場の先高観は強いものの、指数は前日まで4日続伸し、終値で2015年8月17日以来、約10年ぶりの高値を連日で更新していたとあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。セクター別では、保険が全面安となったほか、造船や医療サービスなども売られた。半面、ゲームが全面高。化学繊維や化学肥料なども買われた。

 A株市場では、富士康工業互聯網(601138)や上海汽車集団(600104)が大きく下げたほか、海能達通信(002583)や万科企業(000002)も売られた。半面、三七互娯網絡科技集団(002555)がストップ高を付けるなどゲーム株が大幅高。2025年8月に商用化が認可されたゲームは国産オンラインゲーム166本と輸入ゲーム7本の計173本と今年に入って最多となったことが好感された。広聯達科技(002410)や歌爾(002241)も高かった。

 上海B株指数は4.08%安の257.50ポイント、深センB株指数は1.42%安の1323.48ポイント。

(山下)


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