昨日（2025年8月26日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 45,418.07 | 45,457.2 |
| 前日比 | +135.60(+0.30%) | +126.7(+0.28%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年8月26日（火）のNYダウは、前日比135.60ドル高（+0.30%）の45,418.07ドルで取引を終えました。
トランプ大統領によるクックFRB理事解任表明で、FRBの独立性懸念が意識され、投資家心理の上値を抑える材料となりましたが、過度なリスク回避には波及しませんでした。
7月耐久財受注は前月比-2.8%と、市場予想ほどの落ち込みではなく、景気敏感株の下値を限定しました。
また、8月消費者信頼感指数が97.4と予想を上回り、相場を下支えしました。
CME FedWatchによる9月利下げ確率は9割超となり、緩和再開観測が相場の支援材料となりました。
個別銘柄を見ると、テック関連や金融銘柄に買いが入る一方、ディフェンシブ銘柄はやや軟調に推移しました。
エヌビディア（NVDA）、アップル（AAPL）、ボーイング（BA）、ビザ（V）、JPモルガン・チェース（JPM）などが上昇し、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）、ユナイテッドヘルス・グループ（UNH）、メルク（MRK）などが下落しています。
全体としては、個別銘柄で明暗が分かれた展開でした。
本日（2025年8月27日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年8月27日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成し、21日から陰線と陽線が交互に現れています。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
2日続けて、大きく上昇した22日の値幅内の取引に留まりました。
22日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半にジリ安が進んだ後、半ばから上昇が進み始値を超える水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
21日安値と22日高値の半値押し後に上昇が進む形となっています。
目先は、半値押し後の上昇が続くか、反落し7割押しなどへ向かうかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年8月27日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
序盤から下落基調で推移し、一時はマイナス0.4%近くまで下落しました。
その後は徐々に持ち直し、早朝にはプラス圏に転じています。
最終的に0.28％で取引を終え、主要3指数の中で最も小さな上昇率を記録しました。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年8月27日）の主な米国経済指標
27日（水）20:00（米国）ＭＢＡ住宅ローン申請指数（前週比）
Published by
OANDA Lab編集部
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